LA-HOJU(ラホウジュ)の根っこ
前回は、LA‐HOJU(ラホウジュ)のはじまりについて
お伝えしました。
今回は、LA‐HOJU(ラホウジュ)の
“根っこ”をお伝えしたいと思います😊
1匹の猫(ひめちゃん)をきっかけに
引っ越しを決めた私たちですが🐱
そもそも
その前は、犬を飼おうと、保護犬とのご縁を探していました🐶
なぜ犬を飼おうと思ったか?
それは
不妊治療で心身ともに疲れきっていたからです。
子どもが欲しいと思って1年。
不妊治療に踏み切って1年。
実際に治療していたのは
たったの1年でしたが
当時の私は
心身が疲弊していきました。
不妊治療は大変とよく聞きますが
実際に自分が体験してみると
本当にいろいろな感情の出てくる
一言では言い表せないものでした。
高速を使っても片道3時間以上の道のりになるため
前日から実家に帰省。
治療のすべての行程を
自分の生理周期でしていくので
パートの仕事もお休みさせて頂き
(ありがたいことに、理解のある店長だったので、
私の都合に合わせてくださっていました)
すべて不妊治療に合わせた生活。
毎回、受精までは行くものの
お腹に受精卵を戻しても
着床せず。
着床しなければ即終了。
ホルモンバランスも
乱れに乱れて
治療をやめて3年経った今でも
生理周期は乱れています💔
神経過敏になっていたこともあり
精神的にも情緒不安定になっていました。
治療だけでもしんどくて辛いのに
高額な治療費に、経済的な不安も…。
さらに
治療していることを知らない人からは
「子どもは?」と言われ
知っている人からは
「そんなんやから子ども出来ひんねん」
「子ども出来んことなんかどうでも良い」
「(着床しなかった時に)いつまで落ち込んでるの?」etc
私のために言ってくれていると分かっていても
優しさと受け取ることは出来なくなっていました😢
さらに追い打ちをかけるように
周囲の妊娠ラッシュ…。
私の心と身体はもう限界。
「これ以上は、私の心が壊れる」
そう思って、当時付き合っていた人達から、距離を置くことにしました。
「不妊治療を一旦お休みさせてほしい」と
旦那さんにお願いし
すぐに出逢ったのが、妃(ひめ)ちゃんです。
それからは
大きく流れが一変し
家探し、丹波篠山への引っ越し
さらに引っ越してきてからは、犬猫をたくさん迎えることになり
「お煎茶(煎茶道)を親子で教えてほしい」
の一言からはじまったお煎茶教室に
子どもから大人まで、年齢を問わず、生徒さんが来てくださるようになったり
カバラ数秘術、カードリーディングの講座を開講することになったり
たくさんのお客様をお迎えするようになりました。
なぜこんなにたくさんの人や動物が集まってきてくれるのか?
ずっと不思議だったのですが
LA‐HOJU(ラホウジュ)の活動の一環である
YouTubeの打ち合わせの前日に、その疑問の答えが出ました。
LA‐HOJU(ラホウジュ)の拠点となるこのお家は
不妊治療で心も身体も経済もボロボロになった
私と主人の心を癒してくれる場所。
動物たちも
生徒さんも
遊びに来てくれるお客様も
すべて私たちを癒しに来てくれる存在✨
そう思ったときに
感謝の気持ちがあふれてきて
たくさんたくさん涙が出てきました😭✨✨✨
だからこそ
新しい家族とのご縁を待つ動物たちも
お煎茶教室や講座に来てくださる生徒さんたちも
自分の子どもだと思って、育てよう!
と、心を決めました。
もちろん
子どもをあきらめたわけではありません。
毎日、千日詣りをしながら、氏神様に
子どもが来てくれるようにお祈りしています。
自分たちの子どもに出逢える未来とともに
大切な子ども達が
殺処分のボタンを押したりしなくても良い社会
命を生かすことに税金が使われる社会を
残していけるよう
これからも
活動していきます。